yamasakuの骨コツブログ

田舎の病院に勤務しているyamasakuです。主に業務で得た知識の備忘録について書いていきます。理学療法士と骨粗鬆症マネージャーの資格を持っています。

動脈硬化に注意!6つの危険因子とは

心疾患の原因となる動脈硬化疾患には、「冠危険因子」と言われる合併症があることをご存知ですか?

 

高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、運動不足などの生活習慣が原因となり発症します。今回は、冠危険因子について説明します。

 

目次:

 

 

1.高血圧

 

 心不全を生じさせる可能性があるため、高血圧は虚血性心疾患では重要な危険因子となります。

 

 至適血圧:120-80

 正常血圧:120-129 かつ 80-84

 Ⅰ度高血圧:140-159 かつ 90-99

 Ⅱ度高血圧:160-179 かつ 100-109

 Ⅲ度高血圧:180以上 かつ 110以上

 

Ⅲ度以上の高血圧は今まであまりであったことはありませんが、Ⅰ度やⅡ度の方は本当に多いです、なかでも、未治療の方がより危険であると感じています。

 

2.脂質異常症

脂質異常症の怖さは、プラークの形成が生じます。

HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれており、動脈硬化作用のあるコレステロールです。

non-HDLコレステロールは、TG(中性脂肪)からHDLコレステロールを引いた値で、すべての動脈硬化を示すコレステロールとして近年用いられています。

食後のTG値が重要視されており、高値の場合は食後1時間くらいで運動療法を行う事が重要です。

 

3.糖尿病

 

糖尿病治療では、「HbA1c<7.0%」を目標値として設定します。これは、体内で過剰に糖が多いと高血糖と判断されます。1-2ヶ月の血糖変動が反映されるので、直前に食事を抜いてもあまり影響しないため、普段の食生活を判断する材料となります。

 

4.肥満

 

 肥満は、高血糖・糖尿病の発症率の上昇につながります。また、肥満(BMI>25)であれば、減量が必要になります。1kgの減量には約5000lcalが必要となります。現実的には、1カ月で1-2kgの減量が適切であると考えられます。

 

5.喫煙

 

 閉塞性肺疾患(COPD)の発症は、運動療法の妨げとなる可能性があります。

 

6.慢性腎臓病

 

 慢性腎臓病(eGFR<60ml/min/1.73m²が3カ月続く)が冠危険因子とともに動脈硬化のリスクの増大に影響すると言われています。心臓だけでなく腎臓の評価も必要になります。

 

 

まとめ

 

 コレステロールの高さが年々気になり始めています。心疾患はリアルに怖いですね。

全ては減量が解決してくれるはず、そしてそのためにはまずは運動と食生活です!みなさん一緒に運動しましょう。。